株式投資

【初心者向け】投資で役立つおすすめテクニカル指標まとめ

nanikatoaccess
ないものはない!お買い物なら楽天市場

1. はじめに

こんにちは、まーです。
株式投資を始めたばかりだと、日々の株価やチャートを見るだけでも難しく感じますよね。そんな時に役立つのが「テクニカル指標」。過去の価格や出来高を基に算出されるため、今後の相場の流れを知る手掛かりとして多くの投資家が活用しています。
今回は、投資初心者の方におすすめしたい代表的なテクニカル指標をわかりやすくまとめました。


2. 移動平均線(Moving Average)

2-1. 基本概要

  • 5日線・25日線・75日線など、一定期間の終値の平均を線で結んだもの。
  • 短期線と長期線の動きを見ることで、トレンド(上昇・下降)を把握しやすい。

2-2. チェックポイント

  • ゴールデンクロス:短期線が長期線を下から上に抜ける → 上昇トレンドのサインとされる
  • デッドクロス:短期線が長期線を上から下に抜ける → 下落トレンドのサインとされる

初心者でも比較的わかりやすく、チャートソフトや証券会社のツールでも簡単に表示できます。


3. MACD(Moving Average Convergence/Divergence)

3-1. 基本概要

  • 短期と長期の移動平均線の差をベースに作られた指標。
  • 一目で相場の勢い(モメンタム)が把握しやすい。

3-2. チェックポイント

  • MACDラインとシグナルラインの交差
    • MACDラインがシグナルラインを下から上へクロス → 買いサイン
    • MACDラインがシグナルラインを上から下へクロス → 売りサイン
  • MACDがゼロラインより上か下かで強弱を判断

移動平均線よりも敏感にトレンド変化を捉えられる反面、“ダマシ”もあるため、他の指標と合わせてチェックするのがおすすめです。


4. RSI(Relative Strength Index)

4-1. 基本概要

  • **価格の上昇幅・下落幅を比較し、相場の過熱感(買われ過ぎ、売られ過ぎ)**を数値化したもの。
  • 0〜100の範囲で表示され、多くの場合70以上で「買われ過ぎ」、30以下で「売られ過ぎ」といわれます。

4-2. チェックポイント

  • RSIが70を超えている → 投資家の買いが過剰になっているかもしれない
  • RSIが30を下回っている → 売りが行き過ぎているかもしれない

ただし、強い上昇トレンド中はRSIが高止まりすることも多いので、必ず反転するとは限りません。


5. ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)

5-1. 基本概要

  • 移動平均線に対して、標準偏差を用いて上下に線(バンド)を描いたもの。
  • ±2σ(シグマ)や±3σのバンドに株価が収まる確率を参考に、相場の上下限を大まかにイメージできる。

5-2. チェックポイント

  • バンドの収縮(スクイーズ) → その後、大きくブレイクしやすい
  • 株価が±2σを突破した → 一時的な反発を予想できる場合がある

バンドの広がり具合によってボラティリティ(変動率)の高さも確認できます。


6. 出来高(Volume)

6-1. 基本概要

  • 売買が成立した株数のこと。テクニカル指標というより“基本データ”ですが、非常に重要。
  • 出来高が多いほど、その銘柄に投資家の注目が集まっている状態といえます。

6-2. チェックポイント

  • 株価上昇+出来高急増 → 相場が本格的に上昇トレンドに乗り始めた可能性
  • 株価下落+出来高急増 → 売りが一気に出て大きく下げることも

短期トレードをする場合でも必ず注目される指標です。


7. 組み合わせて使うのがポイント

テクニカル指標は、それぞれ得意・不得意先行性・遅行性などの特徴があります。単体で見るより、複数の指標を組み合わせて総合的に判断することで、誤ったサイン(ダマシ)に惑わされにくくなります。


8. ファンダメンタルズ(企業業績)とのバランスも大切

テクニカル分析は過去の株価や出来高を主に扱うため、たとえば突然の業績悪化や予期せぬニュースには対応できない場合があります。

  • 決算発表重要なIR情報
  • PER、PBR、配当利回りなどの基本指標

こうしたファンダメンタルズも必ずチェックし、両面から投資判断を行うとリスクを抑えやすいです。


9. まとめ

  • 移動平均線:トレンドを把握しやすく、初心者におすすめ
  • MACD:トレンドの勢いを捉えやすいが、他指標との併用が◎
  • RSI:買われ過ぎ・売られ過ぎをチェック
  • ボリンジャーバンド:株価のブレ幅(ボラティリティ)を確認
  • 出来高(Volume):相場の注目度や売買エネルギーを測るのに必須

まずは自分に合った指標を1つか2つ試し、慣れてきたら徐々に他の指標も取り入れてみると良いでしょう。


10. 免責事項

当ブログの記事は、投資の参考情報の提供を目的としており、特定銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴うため、最終的な判断と行動は自己責任でお願いいたします。当ブログの情報をもとに発生した損害や損失については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。


関連記事

テクニカル指標は、あくまで未来を保証するものではなく「判断材料のひとつ」として捉えるのが大切です。日々の相場に慣れるにつれて自分なりの使い方が見えてくるので、まずは基本的な指標に触れて相場観を養っていきましょう。

DMM
ABOUT ME
まー
まー
駆け出しブロガー
入社した会社では、Accessを活用した基幹システムが長年運用されていました。しかし、開発者の高齢化により保守が困難となり、システムの維持・更新が急務に。 ほぼAccessに触れたことのなかった私は、ゼロから学びながら基幹システムを再構築してみることに。ついにはAccessによるシステム開発エンジニアとしてのスキルを身につけるまでに成長。 元々の業務のノウハウとそれを効率化するためのツール(Access)によって業務効率化システムをいくつも開発してきました。 みなさんの”なにか(業務のノウハウ)”とAccessで業務効率化を実現するお役に立てれば幸いです。 月30万の高配当投資も行っています。最新の銘柄情報もお届けしていきます。
googleアドセンス
記事URLをコピーしました