【初心者向け】Accessのラベルとは?基本の使い方を解説!

nanikatoaccess

Microsoft Access(以下、Access)を使ってフォームやレポートを作成するときに登場する「ラベル」。 Access初心者の方は、

  • 「ラベルって何?」
  • 「テキストボックスとは何が違うの?」
  • 「どうやって使うの?」

と疑問に思うかもしれません。
この記事では、Accessのラベルについて、初心者の方にもわかりやすく解説します!

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1. ラベルとは?

ラベル(Label)とは、フォームやレポート上に固定されたテキストを表示するためのコントロールです。

例えば、入力欄(テキストボックス)の横に「名前」や「住所」といった説明を表示するために使います。

ラベルの特徴
✅ ユーザーが編集できない(固定のテキスト)
✅ 文字の大きさや色を自由に変更できる
✅ テキストボックスとセットで使うことが多い

2. テキストボックスとの違い

項目ラベルテキストボックス
役割固定テキストの表示ユーザーが入力・編集できる
データの格納なしフィールドのデータを表示・入力
変更可否変更不可変更可能
使用例項目名(例: 名前, 住所)実際のデータ(例: 田中太郎, 東京都)

つまり、ラベルは説明用のテキストを表示し、テキストボックスはユーザーが入力するために使うものです。

3. ラベルの基本的な使い方

ラベルをフォームに追加する方法

  1. デザインビューを開く
    • フォームを開き、上部の「デザインビュー」に切り替えます。
  2. ラベルツールを選択する
    • 「デザイン」タブ内の「ラベル(A)」ボタンをクリック。
  3. ラベルを配置する
    • フォーム上の適当な位置をクリックし、テキストを入力。
  4. ラベルのデザインを調整
    • フォントサイズや色を変更する場合は、「書式」タブから設定。

ラベルとテキストボックスとセットで使う方法

  1. テキストボックスを挿入
    • 「デザイン」タブから「テキストボックス」を選択し、フォームに追加。
  2. ラベルが自動で作成される
    • テキストボックスを配置すると、自動的に左側にラベルが追加される。
  3. ラベルの内容を編集
    • 「ラベル」に表示されている文字を変更(例:「名前」→「氏名」)。

4.まとめ

今回は、Accessのラベルについて基本的な使い方を解説しました。

🔹 ラベルは固定のテキストを表示するコントロール
🔹 テキストボックスとは異なり、データ入力はできない
🔹 テキストボックスとセットで使うことが多い
🔹 デザインを変更したり、VBAで動的に変更することも可能

Access初心者の方は、まずは「ラベル」と「テキストボックス」の違いを理解し、フォーム作成の基本を押さえておきましょう!

応用編としてラベルをボタン等で動的に変更する方法も書いていますのでこちらもよければお読みください!

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駆け出しブロガー
入社した会社では、Accessを活用した基幹システムが長年運用されていました。しかし、開発者の高齢化により保守が困難となり、システムの維持・更新が急務に。 ほぼAccessに触れたことのなかった私は、ゼロから学びながら基幹システムを再構築してみることに。ついにはAccessによるシステム開発エンジニアとしてのスキルを身につけるまでに成長。 元々の業務のノウハウとそれを効率化するためのツール(Access)によって業務効率化システムをいくつも開発してきました。 みなさんの”なにか(業務のノウハウ)”とAccessで業務効率化を実現するお役に立てれば幸いです。
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