【初心者向け】Accessのボタンとは?基本の使い方を解説!

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Microsoft Access(以下、Access)を使ってフォームを作成すると、「ボタン(コマンドボタン)」を使うことで操作を簡単にすることができます。

  • 「ボタンって何?」
  • 「どんな機能があるの?」
  • 「どうやって作るの?」

といった疑問をお持ちの初心者の方向けに、Accessのボタンについて詳しく解説します!

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1. Accessのボタンとは?

ボタン(コマンドボタン)とは、フォーム上に配置できるクリック可能なコントロールのことです。

例えば、ボタンをクリックするだけで「フォームを開く」「レポートを印刷する」「データを保存する」などの操作を簡単に実行できます。

ボタンの特徴
✅ クリックするだけで特定の操作ができる
✅ フォームやレポートを開いたり閉じたりできる
✅ マクロやVBAを使えば、より高度な動作が可能

2. Accessのボタンでできること

ボタンには様々な用途があります。以下はよく使われる操作の例です。

操作内容説明
フォームを開く別のフォームを開く
レポートを表示指定したレポートを開く
データを保存現在のレコードを保存する
フォームを閉じる開いているフォームを閉じる
フィルターを適用指定した条件でデータを絞り込む

ボタンを活用することで、操作の効率化が可能になります。

3. ボタンの作成方法

  1. フォームをデザインビューで開く
    • Accessのナビゲーションウィンドウでフォームを右クリックし、「デザインビュー」を選択。
  2. ボタンを挿入する
    • 「デザイン」タブの「ボタン(コマンドボタン)」をクリック。
  3. ボタンを配置する
    • フォーム上の任意の場所をクリックしてボタンを配置。
  4. ボタンの動作を選択する
    • 「コマンドボタンウィザード」が開くので、実行したいアクションを選択。
    • 例:「フォームを開く」→ 開くフォームを指定。
  5. ボタンの名前とデザインを調整
    • 必要に応じてボタンの名前や表示テキストを変更。

これで、ボタンをクリックすると指定のアクションが実行されるようになります。

4. VBAを使ったボタンの応用

Accessでは、VBA(Visual Basic for Applications)を使うことで、ボタンの動作をカスタマイズすることも可能です。

例えば、次のVBAコードをボタンに設定すると、ボタンをクリックしたときにフォームを閉じることができます。

Private Sub btn閉じる_Click()
    DoCmd.Close
End Sub

ボタンにVBAを設定する方法

  1. ボタンを選択する
    • デザインビューで設定したいボタンをクリック。
  2. 「プロパティシート」を開く
    • 「イベント」タブを選択。
  3. 「クリック時」のイベントにコードを追加
    • 「…」ボタンをクリックし、「コードビルダー」を選択。
  4. VBAコードを入力して保存
    • 上記のコードを記述し、保存。

これで、ボタンをクリックするとフォームが閉じるようになります。

5. まとめ

今回は、Accessのボタン(コマンドボタン)の基本について解説しました。

🔹 ボタンを使うと簡単に操作を実行できる
🔹 フォームやレポートを開いたり、データを保存したりできる
🔹 マクロやVBAを活用すれば、さらに高度な処理が可能

Access初心者の方は、まずは「フォームを開く」「フォームを閉じる」など基本的なボタンを試してみましょう!

今後の記事でVBAを活用したコード例をたくさん紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。

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ABOUT ME
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駆け出しブロガー
入社した会社では、Accessを活用した基幹システムが長年運用されていました。しかし、開発者の高齢化により保守が困難となり、システムの維持・更新が急務に。 ほぼAccessに触れたことのなかった私は、ゼロから学びながら基幹システムを再構築してみることに。ついにはAccessによるシステム開発エンジニアとしてのスキルを身につけるまでに成長。 元々の業務のノウハウとそれを効率化するためのツール(Access)によって業務効率化システムをいくつも開発してきました。 みなさんの”なにか(業務のノウハウ)”とAccessで業務効率化を実現するお役に立てれば幸いです。
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